皆さんは,マダニってご存じですか?
たまにニュースなどでハイキングやキャンプなどに
訪れた人がマダニにかまれて死亡したと聞いたことがあると思います。
マダニ感染症について調べてみました。
マダニにかまれるとどうなる?
マダニにかまれると、さまざまな感染症にかかる場合があります。
回帰熱やライム病、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)や日本紅斑熱などの
いろんな感染症があるようです。
感染症の症状とは?
感染症の種類によってさまざまですが
高熱や赤い発疹、筋肉痛、関節痛、頭痛などの症状が出るようです。
マダニにかまれて発熱などの症状が出たら、皮膚科や救急病院などをすぐに受診しましょう。
すべてのマダニが病原体を持っているわけではなく、マダニに咬まれたからといって必ず発症するわけではありません。病原体の数や咬まれた人の免疫状態によっても、感染確率は異なります。「発症する確率はSFTSだと0.3%程度で、発症しても軽度なら無症状もしくは軽い風邪くらいで済む人もいます。ただし発症者の3〜5割は死亡する上に、治療薬がなく対症療法にならざるを得ません」
引用元 さぬきの健康と元気をサポートする高松日赤だより
マダニはどこにいるのでしょうか?
マダニは、山や林、畑、あぜ道、ヤブ、草むら
鹿やイノシシなどの野生動物が生息している場所に
潜んでいて日本中どこにでもいます。
いかにもハイキングやキャンプをする所にいるので気を付けたいものです。
マダニの大きさはどれくらいなのか?
マダニは家庭内にいるダニとは種類が違います。
マダニは、体長が約3mmから約10mmですが、吸血すると1cm
から2cmになるそうです。
血を吸うとこんなにも大きくなるんです。
2cmのマダニが体についていたら、びっくりしてしまいますよね。
マダニに噛まれないための対策は?
イカジリンなどを成分とする虫よけスプレーを使用すると良いようです。
しかし虫よけスプレーでも完全にマダニを防ぐ事はできないので
とにかく全身の肌を露出しないようにしましょう。
帽子をかぶり、ズボンの裾を靴下や長靴の中に入れましょう。
間違っても半ズボンにサンダルなんて格好で行くのはやめた方がいいですね。
また、帰宅したときに着ていた服にマダニがついているかもしれません。
家の中に入る前にガムテープで服についたマダニを取り除くのも効果的です。
また、すぐに入浴してマダニが体に付いてないかを確認しましょう。
まとめ
マダニには、万全の対策をしてかまれないようにし もしかまれてもムリに取ろうとせずに
すぐに病院へ行きましょう。